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静岡市では、子宮頸がんワクチンの助成を始めている。
思った以上に接種希望者が多く、ワクチンが足りなくなってきた、と今夜報道された。
中学生と高校一年生までの女子が、無料接種の対象だが、3回の接種で効果が出るというワクチンを受けるのに、
現在高校一年生にとっては、今月がリミットとなるのだ。

焦るような状況で、よく知る余裕もなく始まってしまった制度、といってはいいすぎだろうか。

という私自身、有料の接種が始まったとき、姪に、受けたければ費用を負担するからと申し出た。
が、彼女は断った。
自分なりの考えがあったらしい。
自分で考え、考えるための情報が足りなければ調べ、行動するのが、今の彼女の生活の規範。

わたしは若い女性に増えているという子宮頸がんを防ぐために、接種したほうが良いのではないか、と思った。
子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルスに対してワクチンが有効であると発表されているからだ。
しかし、そこから先に進んでいなかった。

性交渉の経験のないうちでなければ効果がないというのは何故か。
と単純に疑問を持ったというプラムフィールドの馬場利子さんの話に、我に返るように目が開いた。

厚生労働省の資料によれば、成人女性にも有効である、と記載されている。
http://www.jaog.or.jp/know/kisyakon/34_100609.pdf
子宮頸がんワクチンが万能で万全ではないという注意書きを知らなかった。

ヒトの皮膚などにもいるというヒトパピローマウイルスは、その種類100種以上。
そのうち、子宮頸がんを引き起こす原因になるのは16,18,33,52,58型、などの中~高リスク型。
ワクチンは、グラクソ・スミスクライン製がHPV16型、18型の抗体を作り出す。
その効果は10年なのだという。

このワクチンで、一生を通じ、子宮頸がんが予防できると言うわけではなかった。
結局、ワクチン接種の後も、子宮頸がんの検査こそが予防につながるのだそうだ。


となれば、と馬場さんは言う。
子宮頸がんの検診を無料にしてくれたほうが、いいのではないか。

あ。。。。
そうかもしれない。。。。

知ろうと思えば分かることを、知らないで、疑問を持つことも忘れてしまいつつあるのか。

すべてに功罪は在る。
鵜呑みにするのでなく、知り、判断し、選択し、考えることをやめず、カンを捨てず、
自らの命を自らで担って生きてゆくことを、誓っておこうと思う。
馬場さんが、目を開かせてくれるたびに、そう思う。

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、2007年9月現在分かっているだけで300以上のHPV遺伝子型(タイプ)があり、
子宮頚癌(子宮頚がん)に関連しているのは高リスク型でほんの数種類です。
しかし、高リスク型に感染しても全員が発癌(発がん)するのではなく
免疫状態の低下や喫煙などの要因が引き金となってもたらされることが判っています。
HPVは子宮頚癌(子宮頚がん)や異形成を引き起こす要因ですが、
HPVに感染しただけで子宮頚癌(子宮頚がん)になるわけではありません。
何故なら、感染したHPVの殆どは子宮頚部の表面細胞に付いただけで、
しばらく(7~8ヶ月という報告もあるそうです)すると免疫力や新陳代謝などで細胞とともに剥げ落ちるからです。

http://indivi.net/wombs/hpv_vaccine.html
ヒトパピローマウイルスはごくありふれたウイルスで性交渉によって男性から女性へ、
あるいは女性から男性へと感染していきます。
女性のほとんどが一度は感染する機会の多い感染症です。
女性の生涯罹患率は80%とも言われています。
一般には感染しても多くの場合2~3年の経過で自然に治癒しウイルスは消失します。
しかし、一部の女性(10人に1人位)ではウイルスが消失せずに感染が長期化することがあります。
持続感染といいます。
ウイルスの持続感染が続くと、子宮頸部の上皮に異常増殖(異形成)が起こります。
それでも多くの場合はウイルスは徐々に排除され異形成は治ってきます。
しかし一部の人で異常増殖(異形成)が続き軽度異形性から高度異形性へと進み
ここから子宮頸がんになる危険性があります。
高度異形性の段階で治療すれば子宮頸がんに発展することを予防することができます。

http://www.seibyouka.com/cahpv.html


ワクチンを巡って行われた講演と質疑を分かりやすくまとめられた冊子が販売されている。
講話者は産婦人科医の堀口貞夫さんと、がん検診センター検査課長や国立保健医療科学院の感染症室長などを務めた母里啓子さん。

「必要ですか?子宮頸がんワクチン」
2010年11月15日発行 ワクチントーク全国/編集
特定非営利活動法人 日本消費者連盟/発行
@ワクチントーク全国
http://www.ne.jp/asahi/kr/hr/vtalk/index.htm
@プラムフィールド
http://www.geocities.jp/plumfield995/
@日本消費者連盟
http://www.nishoren.org/
女性だけの話ではない。
親であれば、父も重大な責任があるし、海外では男性もワクチンを受けている国もあるという。
当然ながら、恋愛、結婚における両性の話でもあり、次代に関わる話なのだから。





■厚生労働省・緊急情報 平成23年3月4日 
「小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンを含む同時接種後の死亡報告と接種の一時的見合わせについて」
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/2r98520000013zrz.html


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いよいよ、シネマパークフェスティバルが始まる。

繁華街につながる映画街として、全国でも興味を引いていた静岡市だが、
一部の映画館は、今秋オープンするビルへ、シネマコンプレックスとして移設開館が決まっている。
もとより、3年計画で始まったシズオカシネマパークフェスティバルは、今年が最後。
一般の映画上映スケジュールの一部を、フェスティバルで上映する映画に変え、
同時に映画館を利用したイベントや、映画街につながる繁華街での映画イベントを開催。

最後の上映作品は、事前に市民の投票で一部決定した。

全有効投票数2,292票。
ピックアップされた邦画、洋画の30作品の中から、各1作品を選ぶ。
結果上位2位の映画が上映される。ただし邦画は僅差のため、3作品の上映となった。

@シズオカシネマパークフェスティバル2011
http://www.cinemapark.jp/
今年も、人気の名作が上映されるほか、話題となっていたものの、みられなかった作品もやってくる。

イベントとしてのトークショウや、「昭和カルト」と名づけられたテーマでの上映なども、面白い。

実行委員の頑張りが覗けてくる。


明日から27日まで、上映回が限られているので、サイトでしっかりチェック!
また週末土曜日のオールナイト上映は、トークもはさんだ昭和カルトな夜になるなんて、これもファンにはたまらないだろう。
お楽しみを。

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イスラエルに行ってきたのだという。

懲兵制があり、18歳を過ぎると男女関係なく、兵士としての訓練を施される。
街中には、若い可愛い女の子が、迷彩服を着て銃を下げて談笑している。
日常が戦争のさなか。
戦場カメラマンではなくとも、日常を切り取ってきた写真の中に、物言う何かがたくさんこもっている。

小島太郎は、大学では経済を学び、親の会社を継いで、一時期は社長業をしていた。
幼い頃から共にあった音楽は、趣味で終わらせられなかった。
音楽事務所を作り、プロとして音楽家の人生を始めて、10年になる。
その間、あちこち旅をしてきた。

行った先でインスピレーションを受け、音楽に、知らず還元される。
が、今回の旅は、いまだ消化できずにいる。
人類の歴史のうち、私たちの知りうる時間の中で、長い争いが続く、彼の地。
どうしてなのか、行って見てみたい、と思った。
しかし、行ってみれば、簡単な平和主義が通じるような現状ではないことを、体感する。

43歳になった今年、生涯をかけて学びたい学問が見つかった。
興味を持ち、知識を得てきたのは、文化人類学の分野だった。
放送大学で、学びはじめた。
専門家が説く、文化人類学を知るために。
人生が旅、発見し、また歩くために。

その中で、イスラエルに赴く気持ちが高まっていったのだった。

来年の3回目のコンサートで、どんな変化が彼に訪れるのか。
消化できないままに、曲を作り始めた。
苦しみながらも、まもなく完成しようというところまで来ている。
1月16日、コンサートでは、その新曲も披露される予定。

 2011年1月16日(日)5:30pm
 
 しずぎんホール ユーフォニア

 
 
 @小島太郎音楽事務所
 http://www4.ocn.ne.jp/~tarojazz/

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東京に生まれ、静岡市の安倍川の上流、梅ヶ島を駆け回って育った。

やがて、東京で学生生活を始める。
大好きなジャズ喫茶で、バイトの口を探した。

坂本九が、バンドボーイとして雇ってくれることになる。

バンドボーイ。
若い世代には、分からないかもしれない。
プロバンドが演奏する会場に、楽器や機材を運び、セッティングをする。
演奏が終われば、片付け。

たくさんの店で、生演奏が入っていた頃だった。
もちろんバンドボーイが 、ただの坊やとしてアルバイトをしているだけではない。
やがて自分もステージでライトを浴びる順番を夢見、演奏技術やステージプレイを体で覚える場だった。

ギターを持って、バンドマンとしての仕事が入るようになる。
「プロはどんな音楽でもこなさなければならない」とデビッドは言う。
演歌から、ハワイアンやウエスタン、歌謡曲も、プロなら、演奏できなければいけない。
それが、仕事だからだ、と。

その中で、ジャズをやりたくてたまらなくなってくる。
国立音楽大学の教授の下へ赴き、相談した。
金はない、でも、ジャズのためにピアノで和声を学びたい。
ジャズには、和声がどうしても必要だから。

すると、その大学教授は、個人レッスンを請け負ってくれた。
なんという、時代だろう。。。。

*トリスタン 和声とジャス
http://www5.famille.ne.jp/~piano/TALKING/tristan/tristan_2.htm
デビッド高津は、そうやって音楽人生50年となった。


@デビッド☆音感・日記
http://t06261941.eshizuoka.jp/

彼の50年を祝って、東京からも音楽仲間がやってくる。
いくつかのバンドの出演も決まった。
ライブ、といっても、それはもう、フェスティバルのノリだ。
今も現役の往年の名プレイヤーが、どれほど音楽を楽しみ、楽しませてくれるか。

最後のバンドマンたち、なのかも知れない。

その演奏は、その場にいた人たちの宝物になるだろう。
既に、満席状態らしい。



デビッド高津 オータム イン ライブ懐かしの音楽・ジャズ・ハワイアン・映画音楽などなど生演奏で…

 ★11月28日(日曜)
 ★ NPO法人・ベーカリーカフェ 『風』  藤枝市助宗
 http://r.tabelog.com/shizuoka/A2203/A220301/22018940/ 
 ★開演3時30分PM~ 6時30分PMまで (予定)
 ★チケット3000円




Bass 栗田 均 Dram 郷戸 実 piano デビッド高津  Vo 美花
★ゲスト出演
日本一のテナーサックス東京・銀座ブルースから『森 守』さんが友情出演
http://www.blues-ginza.com/

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弦楽器と総称される楽器は、聴いていると、弦の音だけでなく、管楽器やヒトの声まで聞こえてくることがある。
それがまた、魅力なのだろう。
張った弦が揺れ、振動が木の胴に伝わり、弦の揺れと木の揺れが空気を揺らしてゆく。
あたり一面は、さまざまな空気の波で満ちる。
その場にいる人間は、その揺れに、心まで揺さぶられる。

リュートやギター、琵琶の原型といわれる中近東の弦楽器ウード。
アラビア語で「木」を意味するのだそうだ。
乾いた熱い空気が浮かんでくる音色を持つ。

エキゾティックサウンドだったら、静岡ではこの人、トラディショナル・サウンドの堀池龍二さんが、
このウード奏者に縁ができ、静岡でのライブ開催となった。
ムスタファ・サイードというエジプト出身の盲目のアーティストは、ヨーロッパでも活躍し、
レバノン大学で教師も勤めている。

一緒にライブステージに立つのは、フランス出身、ギターから始まりウードでジャズを奏でるヤン・ピター、
日本で数少ないウード奏者で「龍馬が行く」に楽曲を提供した常味裕司。

会場は、木の響きの上等な、静岡市葵区研屋町にある顕光院。

ベリーダンスはないそうだが、激しい曲もあり、吟遊の趣での歌もある。
どこか日本の旋律にも似た、肌になじみのいい響き、楽しめそうだ。

@ムスタファ・サイード ZeAmiブログ 
http://zeami-cd.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-7760.html
@ヤン・ピタール webDICE
http://www.webdice.jp/dice/detail/1870/
@常味裕司サイト
http://www.oud.jp/

ウード楽師達の風景
◆日時 2010年 11月28日日曜日  開場18:30 開演19:00
◆場所 顕光院 424-0029静岡県静岡市葵区研屋町45
◆チケット 前売り¥2,500  当日¥2,800
◆チケット取扱店
 TSUTAYAすみや静岡本店プレイガイド054-251-1233
 サールナートホール054-273-7669
 リサイクルブテック・スノードール054-346-7669

◆後援/共催 エジプト大使館文化教育部
◆後援    (財)舞台芸術センターSPAC
◆問/ トラディショナル・サウンド 堀池 090-3458-4497 biwabon@hotmail.com

@トラディショナル・サウンド・ブログ
http://ameblo.jp/biyabonkozou/

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