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蕎麦の醍醐味は新そばに尽きる、と「全国新そば会」サイトのトップページに書いてある。
新米、新酒、新じゃが、新茶、新ショウガ、新しくて香りの高いもの、みずみずしいもの。
蕎麦は穀物、やはり、新しいそばは違うのか。

確かに少し黄緑色を帯びて、香りも異なるようではある。
しかし、本気で比べるには、ちとうるさい話になる。
その新そば粉は、どこの蕎麦でどんな挽き方をしているのか、
そば粉の割合はどのくらいなのか、水加減、ゆで加減、そして、そばつゆの加減。

蕎麦も、うるさ型が多い食べ物。
好みが違い、気分で違い、人がうまいという蕎麦では満足がいかぬもの。
だから、自分で打つのだ、と静岡蕎麦打ち同好会の会長、中田二郎さん。

なるほどね。

蕎麦好きが高じて蕎麦打ちになり、趣味も極まって蕎麦店を出す、という話は少なくない。
退職してから、あるいは脱サラして蕎麦屋になった、という店を、いくつか知っている。
男性は、特に、蕎麦打ちに目覚めてしまうらしい。
蕎麦の面白さのとりこになる、といったほうが良いのか。
今年4月現在、静岡そば打ち同好会の会員は11支部に在籍する165名。
そのうち男性は約四分の三。
そば打ち同好会なのに、活動はもうそばを育てるところからになっている。
タネをまき、蕎麦を育て、収穫するのである。

今は、新そばの季節。

今度の土日は、蕎麦を打ちたい人、食べたい人、興味のある人にとって見逃せない「駿府そば祭り」。
会場は、静岡市駿河区丸子にある駿府匠宿。
駿府そば道場・うどん倶楽部と称して、毎月そば打ち、うどん打ちの体験会を開いている。

当然ながら、そば打ち名人の模範実演があり、有名そば店の出店、そば打ち道具の販売もある。
だから、そば打ち体験ができ、そば粉を使ったスィーツや加工品が出、そばの早食い大会なども。

ふむ。

早食い大会、エントリー希望。

□□■ 第一回駿府そば祭り ■□□
◆平成21年11月28日(土)29日(日) 午前10時~午後4時
◆会場/ 駿府匠宿 http://www.sunpurakuichi.co.jp/takumi/  
            TEL 054-256-1521

 <内容>
 *そば打ち実演・体験
 *名店のそば出店
 *そば粉のお菓子など
 *そば打ち道具の販売
 *そば早食い大会   など
 *クリックで拡大して読んでね。

◎第一回駿府そば祭り  駿府匠宿
http://www.sunpurakuichi.co.jp/takumi/event_sobamaturi.htm
◎安田屋本店 全国新そば会net *そば打ち講師
http://www.meiten-net.com/soba/syousai.php?key=0054